Slay the Spire レビュー

ローグライクカードゲーム

僕も長いことゲームをプレイしてきましたが、全く新しいゲーム体験をまさかインディーズ市場で目の当たりにするとは思いませんでした。
例えばTCGって自分が考えうる最強のデッキを用意してから敵に挑むものですよね。しかし本作はデッキを構築しながら敵に挑んでいくという一風変わった代物でして、これによってAというテーマのデッキを作りたいのにBのテーマのカードばっか手に入るから泣く泣くそっちに移行するしかないという状況がしばしば起こるのが非常にユニークでした。
かなりオススメできる内容ですがべらぼうにムズイです。中断こそできますがボスの直前でセーブして何度もチャレンジするようなプレイスタイルは基本的に無理。しかし「あ、負けそうだな」って思ったら体力が0になる前にゲームを終了するとその敵と最初から戦うことができるのでこのテクニックを駆使しましょう(まあ、どうあがいても手詰まりなケースがザラですが)。
ちなみに僕が購入したのはPS4版です。

初心者はまずサイレント

最初の大きな目標として主要3キャラでクリアしなければいけませんが、初心者はとりあえずサイレントで始めることを推奨します。
本作は基本的に体力を回復することが容易ではなく、やられる前にやるというスタンスでは手札事故が起きた場合、あっちゅう間にゲームオーバーになること間違いなしなので、防御を固めた持久戦で攻めるのがベストだと僕は考えました。それにはサイレントが適任ですよね。
ある程度進めて行くうちに「無限の刃」や「精度上昇」を主軸にしたナイフデッキか「触媒」をキーカードにした毒デッキのどちらかで構築していくのがセオリー。いずれのデッキにせよ「かすみ」、「バースト」、「アドレナリン」、「バレットタイム」なんかは使い勝手が良いんでショップで原価だったとしても買うべし。

アセンション

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苦労して心臓を倒してもここからが本番といっても過言ではありません。ここから徐々に縛りが増えてくれる登塔モードが始まります。レベル1(エリートがより多く出現)なんかは通常モードと大差ないんですがレベル10(攻略開始時、呪われる)あたりから難易度が跳ね上がるんですよね。序章すらクリアできないこともしばしば。僕はここでお手上げ状態です。
おまけに僕はこの手の頭脳派ゲームは長い日数をかけてちまちまやるのが好みなんですが、どうも間を空けるとカードの効果を忘れてしまうのでここ半年くらい触れもしなくなっちゃいました。
あと攻略サイトが充実しているものの、アップデートによってカードの効果はおろか名前すらコロコロ変わってしまうので、調べると結構な確率で困難してしまうのが残念でした。
このブログで紹介しているカードもしれっと名前が変わってたらごめんなさいね(笑)
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