パパVS新しいパパ ネタバレナシとネタバレアリ感想

良い父親はどっちだ!?

ネタバレなし

あらすじ


ラジオ局で働くブラッドは妻サラの連れ子と少し距離を感じていた。そんなある日、彼女の元夫のダスティがやってくる。子供たちは父親との久々の再会に心を躍らせる。そんな姿を見たブラッドは嫉妬心を燃やすが空回りするばかりで……


評価はぼちぼち。そこそこ笑えました。継父と実父をテーマにしたヒューマンドラマとして観ても悪くないかもしれません。
ただし一見するとファミリー映画っぽいタイトルですが内容は下ネタ満載なので苦手な人は注意。
また本編に「アナと雪の女王」の重大なネタバレが含まれているので未見の人はお気をつけて。

ネタバレあり

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いやー、思いの外良い映画でした。本作のオチはなかなかよくできていますね。一度家族から逃げ出したダスティがちゃんと人間として成長を遂げるのが素晴らしい!育児のいいとこ取りだけするなんて許されませんからね。
また最終的にダスティが同じ目にあって今までしっぺ返しをくらうという結末もグッド!子どもは振り回されてかわいそうだけれどあの状況下において考えうる限り最高のハッピーエンドといえるでしょう。観終わった後はなんだか爽快な気分になれましたよ。

一番笑ったのはブラッドが不妊治療の検査をする場面でブラインダーが外れて、イチモツをみんなにバカにされるところですかね。あと医者がサラとブラッドを抱きしめる時、医者が彼女の頭の匂いだけ執拗に嗅いでいるところもクスッときました。

そういえば原題の「Daddy’s Home」って直訳して父の家のことだと勘違いしていました。ブラッドの家なのにダスティとグリフに居候されてしまいメチャメチャにされてしまうことを指しているのかな、と。でも実はこれ「 Daddy is Home」のことで「パパが帰ってきた!」という意味だそうです。まさにダスティが帰ってきたことから全てが始まるわけですからぴったりな題ですね。
一方、邦題も悪くはありませんがこの書き方だとなんだかダスティのほうが主人公っぽくてちょっと気になります。

1つだけ引っかかるのはミスキャストなんじゃないかなということ。特殊部隊出身で腕っぷしの強いダスティをウィル・フェレルと身長差がかなりあるマーク・ウォールバーグにしちゃったのはどうかと思います。並ぶとそこまで強そうに見えないんですよね。それこそラストに出てくるジョン・シナみたいに一目でやべぇ奴とわかる風貌にしないとなあ……

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