龍が如く7 光と闇の行方 レビュー

アクションからコマンドバトルへ

ハードの進化によりコマンドバトルからアクションへ鞍替えしたナンバリング作品は数あれど、逆は本作が初めてじゃないでしょうか。僕はあのぶっ飛んだアクションが好きだったのでこの変更には心底呆れましたが、7は一変してドラクエのような昔懐かしい勇者の物語がテーマになっているのでまあこれもたまにはアリかなって受け入れてます。でもやっぱりテンポが悪い気がするので8はアクションに戻して欲しいです(笑)
総評から述べると、トロコンまで楽しめたかなりの良作でした、オススメです。
ちなみに僕がプレイしたのはPS5版です。

春日一番という男


慣れ親しんだ主人公交代に不安を隠せませんでしたが、蓋を開けてみたら桐生ちゃんと同じくらい愛らしいキャラで安心しました。もう桐生は百戦錬磨の男ですから、これ以上強敵が出たところでそいつに対してあまり説得力を感じないんですよね。しかし春日ならただムショ上がりのペーペーのためいくらでも話が作れたのが良かったですね。まあただでさえバカゲーのきらいがあったシリーズが、このおバカ主人公のせいでさらに加速した感じは否めませんが(笑)

真島と冴島強すぎ

このシリーズは基本的にストーリーくらいならサクッと終わらせられるもんなんですが12章の真島と冴島は度肝を抜く強さでビビったのは僕だけではないはず。お馴染みの回復薬をたくさんこさえていく戦法もターン制のせいで厳しいので蒼天堀のバトルアリーナでなんとかレベル上げをしました。
あと会社経営をクリアして春日に「サテライトレーザーの極み」を覚えさせないとかなり厳しい戦いになるでしょうね。

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いざスーパー・ファイナルミレニアムタワーへ

本作で一番プレイ時間が嵩んだのはもうぶっちぎりにこいつのための準備。ゲーム内の注意書きで推奨レベル99 推奨ジョブランク90以上とか書いてありましたがはっきり言って全然そんなもんじゃ足りないです。

神室町地下ダンジョンにてはぐれホームレスを延々と狩るマラソンをしなくてはなりません。この作業になんやかんや10時間以上費やしたような気がします。

選べるジョブが少ない女子2人の全職業MAXまで育てるのを目安にしましょう。そうすれば亜門を難なく倒せます。
しかし今から振り返ると難易度EX-HARDで2周目を開始し、ジョブ経験値アップアクセサリを集めた後にレベル上げをしたほうがひょっとしたら時短になったかな、と少し後悔しています。
ちなみに街中でステータスアップアイテムを拾い集めるアッパーマラソンは僕はほとんどやってないです。あまりにも単調だったのでね。武器強化もそこまでやりませんでした。

余談ですが、毎作キャバクラでキャバ嬢とトークするのが楽しみだったんですが、ただ絆が上がるだけの飲食店に成り下がっていたのには非常に残念でした。
絆ドラマや宴会トークに力を入れすぎた弊害でしょうか……

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