ライリー・ノース -復讐の女神- ネタバレナシとネタバレアリ感想

強くなりすぎでしょ

ネタバレなし

あらすじ


貧しいながらも幸せに暮らしていたライリーはある日、ギャングに愛する夫と娘を殺される。彼らを司法の場で裁けないと判断した彼女は、自らの手で死をもって償わせると決意する。5年後、彼女の復讐計画が始まるのであった。


まあ普通のアクション映画でしたね。
可もなく不可もなくってところです。しかし、ただのオフィスワーカーだった経産婦が多少修行したとはいえ、大量のマフィア相手と互角に戦えるのは流石に現実味に欠けますが、そういうところに目を瞑れる人向けですね。

ネタバレあり

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原題は「Peppermint」。これはおそらく娘が凶弾に撃たれる直前に頼んだアイスクリームのフレーバーのことだと思われますが、そこまでタイトルにするほど象徴的なものだったかな、という印象です。どうせなら地面に落ちて無惨に溶けたアイスのカットでも差し込めばよかったのに。一応、花言葉も調べてみたんですが「心の温かさ」を意味するようで流石に物騒な本作には関係なさそうですね。

それにしてもスタンがスパイだったという展開は驚きましたね。なまじ優しかったあたりなんか理由があったんでしょうね。マフィアに脅されたりしていたんでしょうか。

どうしても引っかかるのが娘の同級生の母親のペグのこと。誕生日に横槍いれる時点で良い人ではないでしょうけど、ことの発端である駐車場の騒動は完全にライリーが悪いと思うのは僕だけでしょうか。ただの違法駐車なのに「暇なあなたと違って働く必要がある」なんてよく言い返せたなという感じです。殺されなかっただけマシですが、顔面をブン殴られるほどではないよなあ……
そもそもライリーは全国に指名手配されていたのになんでペグは普通にドアを開けてしまったのか(笑)

この映画で一番関心したのは、警察がライリーの生息地を絞り込むシーンにて治安の悪い地域の犯罪件数が減少してることから特定するという部分。このアプローチはなかなか斬新でしたよ。

ラストは、警察病院から抜け出すというオチでしたが、彼女の原動力は復讐であり、それが完遂されたのですから逃げる必要なくないですか?この先何するんでしょうね。
ちゃんと罪を償うか相討ちで死ぬ結末が良かったなあ。
それにマフィアのボスにもかわいい娘がいたのに容赦ないですね……

余談ですが、ライリーの夫であるクリス・ノースって「グッド・ワイフ」とかに出てた俳優と同姓同名ですよね。ずっと気になってしまいました(笑)

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